心のままに

「ピンチも悩みも、人生のエンターテイメント。どうやって解決して行くのか考えたらおもしろい」とのこと。さて……

人生は死ぬまでの暇つぶし

駅でおばあちゃん二人が談笑していた。
と、突然、片方のおばあちゃん、
「ごめん、今、気付いたけど、人違いだったわ」
もう片方のおばあちゃんも、
「やっぱり? どうりで、知らない人だと思った!」
二人で大笑いしたあと、
「じゃあ!」
と別れて去って行った。
ーーーいいなあ。こんな年寄に私はなりたい。人生は死ぬまでの暇つぶしや。

また、朝が来て

夜、知り合いから電話あり。
「もう、一週間、誰ともしゃべっていない。何してる? 別に何も、かあ。体の調子も悪いわ。食べたくないけど、何か食べたほうがいいかな。買い物もしたくないけど」
無気力人生。一人暮らしの現実、よく分かる。コロナ騒ぎだからじゃないよね、その前から、そんなだから。


そう言えば私も、誰かとしゃべったのいつだったかなと思うくらい、言葉を口にしない時がある。久しぶりにしゃべると、途中、〃くち〃というか、〃のど〃というか、だるくなる。そっちの筋肉使ってないから、こたえる。ついでに他の筋肉も使ってないから、いざ外へ出ることがあると、あっちこっちが痛くなる。


そうならないように体力つけようとするけど、やらなくても誰も文句言わんし、そもそも、誰も見てないから、止めるの勝手。好きなことをやるのなら、私の場合、ただひたすら同じ姿勢で座っていることになる。そうやって一日が過ぎる。仕方なく寝て、また、朝が来る……てなもんだ。

嘘の中から

「史料はファクトが多い。しかし私は、ファクト史料を出来るだけ多く集める。これを並べてながめる。じっと見ていると 〃立ち上がる真実〃 がある(松本清張)」―――なるほど、ネットの中のも同じだな。