心のままに

「ピンチも悩みも、人生のエンターテイメント。どうやって解決して行くのか考えたらおもしろい」とのこと。さて……

空想を広げて


ちまたでは、政府のマスクだの給付金だのとニュースが飛び交っているのに、
私の周りはシーンと静かで現実味が無かった。ところが、今日、ポストに
マスクが! 私も忘れられてはいないんだ、と、そっちに安心。マスクには
困っていなかったので。もっとも、マスクの袋に宛名なんか書いてないから、

気持ちは複雑……。

気持ちをリフレッシュしたい時に手に取る本が、
定本 黒部の山賊 アルプスの怪』。
北アルプスどころか、山とも言えないほどの山しか登ったことはないけれど、
なぜかこの本に魅かれる。地図を見ながら、山小屋主人の伊藤氏の文を読み、
空想を広げるのが、いい。

伊藤氏は、終戦まで航空エンジンの開発エンジニアだったそう。
戦後、研究開発のメドが立たなくなったので、好きで続けて来た
登山と探検に生き方を求めたとのこと。
北アルプスの山小屋を買った後に、その山で猟をして暮らす「山賊」と
呼ばれる男たちが、辺りを支配していることを知る。
当初は、自分の山小屋に行って、山小屋の持ち主とは名乗らず、山賊に使用料を
払って泊り……


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