心のままに

「ピンチも悩みも、人生のエンターテイメント。どうやって解決して行くのか考えたらおもしろい」とのこと。さて……

〇〇〇の始まりは

一人暮らしになって、パソコン関係のものに不具合が出ても、すぐに頼れる
人がいない。ひやひやしながらも、意外とやってこれたのは、ネットを探ると
解決策が出ていたりするからだけど、いつでも上手く行くわけじゃない。


この間のこと。文書を印刷しようとしたら、プリンターか゛おかしくなった。
思うような印刷物にならないから、いじりすぎて、そのうち、
しっちゃかめっちゃかに。もう、わけが分からない。
やっぱり、メーカーに聞こうと、近頃の取扱説明はネットの中にあるから、
パソコンをクリックしながら入って行くと、「お助けセンター」みたいな
ところへたどり着く。


なぜか、お助けマンさんは、メーカー名と機種名を聞いてくる(チャットで)。
なるほど、そのメーカー専属ではない人のところに繋がるんだ、と理解。


で、不具合を説明したら(チャットで)、「では、一度、電源を抜いてみて
ください」と言われ(もちろん、チャットで)、ああ、そうだった! と気づいた。
OFFにするだけではダメなのは知っていたのに、パニックになっていた。何しろ、
次の日までに書類を出さないといけなかったから。
その一言で、即解決。


ところが、二週間ほどして、メールが届く。その「お助けセンター」らしい。
しっかり読まずに、もう、用事無いのにしつこいわ、と知らん顔していたら、
VISAカードから月会費3800円が引き落とされている。
そう言えば、最初に、カード番号を記入して云々、二週間は無料で云々、と、
あったのを思い出した。


思い込みで行動するのは、〇〇〇の始まり、と聞くけど……怖いわ。

空想を広げて


ちまたでは、政府のマスクだの給付金だのとニュースが飛び交っているのに、
私の周りはシーンと静かで現実味が無かった。ところが、今日、ポストに
マスクが! 私も忘れられてはいないんだ、と、そっちに安心。マスクには
困っていなかったので。もっとも、マスクの袋に宛名なんか書いてないから、

気持ちは複雑……。

気持ちをリフレッシュしたい時に手に取る本が、
定本 黒部の山賊 アルプスの怪』。
北アルプスどころか、山とも言えないほどの山しか登ったことはないけれど、
なぜかこの本に魅かれる。地図を見ながら、山小屋主人の伊藤氏の文を読み、
空想を広げるのが、いい。

伊藤氏は、終戦まで航空エンジンの開発エンジニアだったそう。
戦後、研究開発のメドが立たなくなったので、好きで続けて来た
登山と探検に生き方を求めたとのこと。
北アルプスの山小屋を買った後に、その山で猟をして暮らす「山賊」と
呼ばれる男たちが、辺りを支配していることを知る。
当初は、自分の山小屋に行って、山小屋の持ち主とは名乗らず、山賊に使用料を
払って泊り……


しょうじんかんきょして

久しぶりに買い出しに行くと、スーパーの棚に、ドライイーストが無い。強力粉が……
あるけど、残ってるのは大袋だけ。そこまで大量に要らないし。
そんなん買いに行ったのに、結局、他の物を無理やり買って帰った。ずいぶん前
でも同じ状況で、用事ついでに遠くのスーパーに寄ってみても、棚は空っぽだった。


無塩バターも無かった(パンやお菓子作りに要るもんなあ)。バターは欲しかった
から、いつもは買わない有塩のを(普通の、バターと言われているバター)を買った。


残ってた自前の、冷凍していたパンをトースターで焼き、そのバターで食べたら、
いつもはハチミツとかだから、おいしくて、晴れない気分のやけ食い状態になって
しまい、――後悔。


「小人閑居して不善を為す」とは、このこと? つまらない凡人は、人目のないところに
一人でいると何をするかわからない、暇だと心の中の悪魔が暴れ出す、ってわけ。
パンとバター、程度の暴れかたで良かった。


すぐ近くのショッピングモールは、専門店もシネマも屋上駐車場も閉められたまま。