心のままに

「ピンチも悩みも、人生のエンターテイメント。どうやって解決して行くのか考えたらおもしろい」とのこと。さて……

偶然

志賀直哉の小説『盲亀浮木』の内容そのもののような偶然は、何度かある。そもそも、今、自分がこの世に存在していることが偶然の産物なのだ……と思いながら、何度かあった偶然を振り返ってみる。


で、旅行中に外国の町中でばったり知人に会ったこととか考えてみても、その他の事だって、すべてが偶然の積み重ねだから、特別に驚くことでもないんだわ、と思い知らされる。偶然の出来事が次々と起こって人生がつくられている、に過ぎない。ただ、それが過去の記憶している出来事と関係していたら、特に驚くわけだ。


この偶然は確率何十万分の一で云々、と言っている人よ(志賀直哉も)、「この偶然」じゃなくても、「アレもコレも偶然」なのですから、そこんとこ勘違いなきように。

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